生後五ヶ月

気が付けばもう年末。
とりあえずクリスマスまでに年賀状を投函することができてよかった。

今年はクリスマスプレゼントに圧力鍋を貰った。
嬉しくて、貰ってから毎日使っています。(今のところ)
少々フライングだけど、小豆を買ってきてお汁粉をつくったりもした。

大根も塊肉もあっという間に煮える。
圧力鍋スゴイ。

調子にのって蒸し野菜をしたら、ブロッコリーに熱を通しすぎてベッチョベチョになった。
一緒にいれた人参とじゃがいもはいい感じの固さにふかせたけれど、ブロッコリーは同じ時間だとやりすぎみたいで歯ごたえゼロのペーストのようだった。
まるで離乳食。
来月くらいから娘の離乳食を始めようと思ってるから、良き勉強となった。


娘は我々夫婦を完全に認識してくれたみたいで
最近はとてもよく笑ってくれる。
と同時に人見知りも発動しており、先日写真館に家族写真を撮りにいったらカメラマンさんに泣きっぱなしで閉口した。

それまで旦那は娘について、私(母親)と自分(父親)への態度ばかりを比較しており
自分にそんなになついていないのではないかと危惧していたらしいのだが

自分にすがりつきながらカメラマンさんに対して心を閉ざしまくる娘を見て
あっ、おれ娘になつかれてるわ
と思ったそうです。

よかったよかった。
その自信が持てただけで、写真館に行って良かったよね…たとえ笑顔の写真が1枚も撮れなかったとしても。


ただ、休日に旦那に娘をお風呂に入れてもらってる時は、まだ結構な確率で号泣されている。
湯船に浸かっているときはごきげんなのだが、首を洗われるともう駄目らしい。

むちむちの赤ちゃんは首のしわの奥深くまで垢がたまっているので、指で肉を伸ばしながらシャワーを流さないと綺麗にならないのだが
旦那が娘の首をこすろうとするとすぐに泣き叫ぶという。

そこで旦那がとった苦肉の策が
娘がいることに気づかない演技をしながら首を洗う、というもの。

洗い場で、娘を膝にのせて首をこすりながらも
「あれっ?○○ちゃんどこいった?あれー?」
と、探すふりをしていると

娘は首を洗われているのにも関わらず一生懸命「うー!うー!」と、ここにいますよとアピールしててきたらしい。

で、そのまま娘に気付かない演技を続行して洗い終わりシャワーで流してから
「あっ!○○ちゃんここにいたんだー!」
と見つけてあげると

それまで「あうー!だーう!」と必死に話しかけていた娘が、安心したのか急にウワァーッと号泣しだしたという。

その後はもう湯船に浸かっても悲しかった気持ちは消えることなく、お風呂をあがるまでずっと泣き通しだった。

私はお風呂上がりの娘を受け止めて身体を拭く係なのだが
この時の娘は父親が自分を見失ったことをそれはもう怒っていて、バスタオルにくるまれながらもダンダンと床を踏み鳴らして抗議しており、めっちゃかわいかった。