おもちゃを買い与える話

ミュンヘンに滞在している間、観光という概念が無く暇をもてあます1歳の娘のためにいくつか玩具を買った。


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魚釣りのおもちゃ
木の板でできた魚に埋め込まれている磁石に釣竿の磁石をくっつけて釣るというシンプルなものだが、それなりに熱中して遊んでくれた。
なによりデザインが可愛く、かさばらないので場所を取らないのが良い。
開封した初日は遊び方をまったく理解しておらず、ただ棒や魚を掴んで振り回すのみだったが
釣竿で釣る様子を何度か実演して見せていたら翌日には一人で釣れるようになった。

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サイコロのようなぬいぐるみは各面に鏡やカシャカシャする素材が埋め込まれているので、いじって遊ぶかなと思ったのだが
もう娘の年齢ではこのおもちゃは物足りないらしく、ほとんど興味を示さなかった。
おもちゃ棚に入れておくと、たまーに思い出したようにいじるくらい。

もっと知的好奇心を刺激するようなおもちゃじゃなきゃ駄目なんだと思い、形を合わせて穴に積み木を通すおもちゃも買ってみた。

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これは魚釣りよりも難度が高いようで、なかなか上手く行かずにガチャガチャやっていることが多いけれど
たまに上手く穴にはまったときは嬉しそうにドヤ顔をしてくる。
しばらく奮闘しても上手くいかないときは、癇癪をおこして放り投げる。
ただ魚釣りのおもちゃもそうなのだが、上手く行ったところを側で見ていて大袈裟に誉めないと機嫌を損ねるので、大人もなかなか忙しい。


私自身は、せっかくドイツに来たのでシュタイフのテディベアをぜひ買いたいと思っていた。

ミュンヘンのデパートのおもちゃ売り場にシュタイフのけっこう大きな売り場があったので、最初はそこで買うつもりだったのだが
どれもぬいぐるみにしては良いお値段がするので中々決めきれずにいたところ
ミュンヘンから車で一時間半ほどのギーンゲンという街にシュタイフの本社があることを知り、更にそこにシュタイフ博物館が併設されているというので観にいってきた。
https://www.1101.com/store/steiff_hobo/2017-08-14.html


ふんわり軽い気持ちで行ってみたのだが、予想していたよりもかなりクオリティが高く大人でも充分楽しめた。
ありとあらゆる種類の動物のぬいぐるみがあり、サイズも小さいのから大きいのまでたくさん揃えてあった。
3メートルくらいある熊のぬいぐるみに怯える娘を見ることもできた。
あと2,3年もしたら娘でも楽しめただろうけど、1歳児にはまだ早かったらしい。残念。

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馬やユニコーンのぬいぐるみに跨がることも出来るのだが、試しに乗せてみようとしたら本気で拒否された。

博物館を見たあとは併設のショップでぬいぐるみを1体購入。
迷ったあげく、薄い茶色のボディに青いリボンのいかしている彼にした。
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娘はまだぬいぐるみではあまり遊ばないけれど、もうちょっと大きくなったらお友達になってくれることでしょう。