誤配送が多い件

一歳半を過ぎた頃からか、娘があきらかにこちらの真似をしてるなぁと思うことが増えた。

手先も器用になってきて前は出来なかったことがどんどん出来るようになり、言葉もポツポツ話せるようになって意思の疎通もかなり出来るようになった。

コップをさしだして「ちゃー!」と言ってくるので、お茶を注いであげると満足げに飲むし

自分のパジャマをひっぱりだして「あしー」と言いながらズボンに脚をつっこんで履こうとしたり

頭をぶつけて痛いときは「とんでけー」と言ってこちらの手をつかんで自分の頭の上に持っていき、「痛いの痛いのとんでいけ」をしながら撫でてもらおうとしたり


こちらも、娘の意図というか、何をして欲しがっているのかだいぶ分かりやすくなってきたのでその通りにしてあげると

娘も自信がついてきたんでしょうかね。

すごくいっちょまえに「わたし何でもできますけど?」みたいな顔をしてるんですよ。


しかしそうはいってもまだ1歳児。

実際には全然できてないことの方が多い。


瓶の蓋は開けられないし

親の携帯のロックも解除できないし

嫌いなごはんも食べられない。


「やってー」とお願いはできても、なにをやって欲しいのか詳しくは説明できないし

こちらもコップを持っているなどの具体的なヒントがないと「やって」だけだと何をしてほしいのか分からない。


そうなってしまうともう悲しくて悔しくてギャーンと泣いてしまう。


なんでちょっと思い通りに行かなかったくらいで癇癪起こして泣くのかなーと不思議に思っていたんだけれど

それについて、ネットのどこかのサイトで読んだ書き込みですごく納得する例えがあった。


なんでも、小さい子供は自分と他人の考えが違うということが分かっておらず

自分の考え=みんなの考え みたいな感覚でいるので、自分のやりたいことが伝わらないことが理解できなくてパニックになるとか。


大人に例えると、Amazonで頼んだものが全然注文通りに届かずに見当違いの商品ばかりが届いて

「ちゃんと発注したのに!なんで!」と癇癪を起こしているような感じだとか。


それを聞いて、あー…それは腹立つわ…と思い、娘がギャーンと憤っていても

「よしよし、ちゃんと発注したのにねぇ違うものが届いちゃったねぇ」と慰めることにして、おおらかな気持ちで接することができるようになった。


2歳児は魔のイヤイヤ期といわれているらしいけれど

イヤイヤ期が終わったら正確に発注できるようになっているのかねぇ。