イチゴが好きな話

娘は果物が大好きで、特にイチゴは瞬時に皿を空にするほど食いつきが良い。
調べてみると家から車で15分ほどでイチゴ狩りの出来るところがあったので、意気揚々と行ってきた。 
3歳未満は参加費無料らしく大人の料金だけで摘ませてもらえた。 
娘は好きなものは大人顔負けの勢いで爆食するので、申し訳ないくらい。 
私はイチゴ狩りは独身の頃に友達と一度だけしたことがあるが、子供を連れて行くのはもちろん初めて。 
前回はイチゴをムシャムシャと勢い良く食べていったら15分くらいでお腹がふくれてしまい、 制限時間30分とはいっても時間中ずっとイチゴを食べ続けるのはけっこうキツイんだなぁと思った記憶がある。
今回は娘の世話をしつつ合間に自分の分も摘んで食べるという感じだったので、30分があっという間だった。 
これまで娘はイチゴといえばヘタを切り取ってお皿に乗せられた状態しか知らなかったので 
その場で摘んで食べるというのに驚いて最初はとまどっていたが 
すぐにいつもの美味しいイチゴだということに気付き、積極的に摘んではせっせと口に運んでいた。

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ヘタも上手によけてておりこうさん。

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後半、娘の食べるペースが落ちてきたなという隙を見はからって自分もムシャムシャと食べた。
品種は章姫と紅ほっぺの2種類で、どちらも甘酸っぱくて美味しかった。 
時間になったのでさぁ帰ろうかとなったのだけど、娘はそんな大人のシステムは知ったこっちゃないので 
まだこんなにいっぱいイチゴがあるのに!?もう帰っちゃうの!?という顔になった。 

幸いなことに結構お腹がふくれていたみたいで 
「今日はもういっぱい食べたから、また今度イチゴを食べようね」と言ったら納得してくれた。 

ちなみにその日の夕方、晩御飯のしたくをしながら娘に何気なく「なにか食べたいものある?」と聞いたら 
元気良く「いちご!」と返ってきたので
午前中にあれだけ食べたのに!?と驚愕した。 

娘のイチゴ愛は底知れず。